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2022/03/01 商品紹介

フォークリフトのメンテナンスと修理の信号と兆候について

フォークリフトは、構内作業や物流倉庫内、建設現場などに欠かせない機械です。これまでは人力で行っていた業務をフォークリフトで行うことにより、余分な時間や費用の削減へ繋がります。従業員へ安全で快適な作業現場を提供する上でも、大きな役割を担っています。

フォークリフト故障時にかかる費用、ご存じでしょうか?

メンテナンスは、高い生産性の維持や修理費などの突発的な費用の発生を防ぎますが、それには適切なメンテナンスのタイミングを知る必要があります。
前述の通り、定期メンテナンスは急な故障などの問題を防ぐ一助となりますが、既に問題が発生している場合はどうでしょうか。オペレーターはフォークリフトに問題が発生していることに気づいているでしょうか。次の章で、フォークリフトの不具合発生時のシグナルやメンテナンス計画について詳しくみていきます。

フォークリフト故障の兆候とメンテナンスについて

毎月の点検はフォークリフトの状態を知る上でよい方法ですが、一見問題がないように見えていても、実際には内部が損傷している場合があります。

内部の損傷を防ぐため、オペレーターは日々のメンテナンスを怠らないことや、使用時の注意点を理解する必要があります。弊社では、定期メンテナンスを実施しているため、フォークリフトの状態把握に役立っています。また、定期的にメンテナンスを実施している場合でも、急に不具合が発生することがありますので、不具合発生時のサインを見逃さないように以下の点に注意してください。

#1.フォークリフトチェーンの破損

フォークリフトチェーンの損傷は、他の部位の大きな故障の原因となる可能性があります。フォークリフトの稼働を止める問題の一つであり、作業が進まずに不必要な損失がでることもあります。通常は、定期的に潤滑油を補充していればチェーン本体を交換する必要はありません。日々の確認により、腐食や錆び、よじれや過度のたるみがみられる場合は修理、若しくはチェーン交換の必要があります。

チェーンはフォークリフトで作業を行う際の重要な部品の一つであるため、上記の兆候を見逃すと、他の部分の大きな損傷へ繋がることがあります。正しい交換時期を見逃してしまうと、積み荷が損傷する可能性があることにも考慮の上、きちんとメンテナンス計画を立てる必要があります。。。

#2.オイル漏れ

日々のフォークリフトメンテナンスリストにおいて、最も重要で発見しやすいのがオイル漏れです。フォークリフト内部、または、本体の外側にオイルが付着している場合は、オイル漏れの可能性があります。

オイルは、フォークリフト本体内部の可動を潤滑に行うために使用されています。オイル漏れは、その可動部分のオイルの減少の原因となり、ギアやモーターの摩擦や研削の増加、各部位に過度な負担がかかることとなります。また、オイルが侵入してはいけない部分に入り込んでいる可能性もあります。
多くのオペレーターは、オイルを拭き取ることや補充することでその場の問題を解決しようとしますが、長期的な解決方法にはなりませんし、オイル漏れの発覚が遅れることにより、他の部位に悪影響が出る可能性あります。早期発見により、根本的な原因を修理することが重要です。油圧システムの故障にも繋がり、積み荷がオイルまみれになる可能性もあります。

#3.バッテリーの消耗

排気ガスの出ないバッテリーフォークリフトは、環境にも優しく、屋内作業で使用するのにぴったりです。
燃料の補充もいらず、充電するだけで簡単に使用ができますが、いつも通りに充電ができない場合は注意が必要です。バッテリーの状態を見極める指標の一つに、充電時間の長短が挙げられます。

一般的に、鉛バッテリーにおいて推奨されるのは、残量が20-30%になるタイミングでの充電です。また、正しい容量の充電器を使用することや、十分なバッテリー液の補充を怠らないこともバッテリーの品質を保つために有効です。
もし、充電がすぐになくなってしまったり、充電時間が時間が長くかかったりするような問題が発生した場合は、メンテナンスを依頼してください。

#4. 爪(フォーク)の経年劣化、破損

爪(フォーク)は、フォークリフトの操作には不可欠な部品です。頑丈で、破損などしないように見えますが、爪の状態確認に注意を払わないでいると、経済面でも、安全面でも大きな影響を与える場合があります。経済面でいうと、損傷したフォークが荷物の重量を支えられずに輸送中の商品に損傷を与える可能性があります。

また、商品の積み降ろし時の問題は、現場作業員の安全上のリスクをもたらすことにもつながります。

これらの理由により、表面のひび割れ、曲がり、または爪の位置のずれに気付いた場合は、すぐに対応する必要があります。

さらに、長期間使用することによる摩耗も、フォークの積載容量を減らします。

定期的にフォークの状態を確認し、もし問題があるようであれば直ぐに対策を練ってください。

財務的な損害を避けるため、安全の確保のため、これらのヒントを心に留めて日々の確認を実施してください。些細なことですが、日々の積み重ねが大きな事故を防ぎます。

その他の危険信号

上記の問題とは別に、定期的に下記の項目を確認してみてください。フォークリフトの品質を、長期間よい状態に保つことができます。

・排気ガスの臭いや色、量

➡臭いが強い、白や黒の煙の量が明らかに多い場合はフィルターの確認時期です。

・ドライバーの運転技術

➡運転が荒い場合、タイヤの摩耗が早くなったり破損の原因となります。

・シートが熱い

➡エンジンやバッテリーの故障の可能性があります。

・アタッチメントや物を持ち上げる際の動作確認

➡操作時の反応が遅い場合、電気系統や油圧の異常の可能性があります。

・マストの状態

➡摩耗や損傷はリフト機能を妨げ、大事故につながる可能性があります。

以上の項目を定期的に確認するだけで、フォークリフトの寿命が延び、よりよい状態で長く使用することが可能となります。修理費などの突然の出費の発生も抑えられますので、ぜひ実施してみてください。

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