2023/07/05 プロジェクト実績 発電機・溶接機・コンプレッサー
レンタル開始!1250kVA 発電機
2023年6月、大電力不足がベトナム北部を襲いました。
特に電力事情の厳しい工業団地では、何の事前報告もなしに5日間連続での停電や、1日おきに工場の停止を命じられるなど、特に工業団地での大規模な停電が発生、電力供給が不安定だった10年以上前以来の大規模な電力不足となりました。
はじめは様子を窺っていた企業も多く、初手の対応に差がついたように見受けられましたが、7月には大分状況も落ち着き、一安心された方も多いと思います。ほっとしたのもつかの間、EVA(ベトナム国営電力グループ)は、来年以降も電力が不足する可能性があると述べています。
ニシオでは、今後の電力事情改善に数年は時間を要することを見越して、1250kVA発電機のレンタルを開始しました。これにより、取扱い発電機は最小出力2kVA~最大1250kVAという幅広いラインナップとなりましたので、これまでよりも幅広いサポートをさせていただくことが可能です。
先述の1250kVA発電機ですが、今回は、ベトナム国内に大型発電機が見当たらなくなるという異常事態となりましたため、急遽シンガポールのグループ会社より発電機を輸入、レンタルを開始しました。
こちらの発電機の大きな特徴としては、20フィートコンテナサイズという小型にも関わらず、24時間の連続稼働が可能という点です。通常の発電機は、仕様上24時間連続稼働が可能とはいいつつも、実際には給油のタイミングや、12時間おきなど、定期的に発電機を休めつつ、こまめなメンテナンスを挟みながらの使用が推奨されています。
写真の発電機は、例えば離島での建設プロジェクトなどで、十数台を並列に繋げて、ミニ発電所として使用することを目的に作られているため、基本的には24時間の連続稼働を前提とした特殊な作りとなっています。
(こちらの発電機は、取扱い数量が少ないため、ご興味のある方はお早めにご一報ください。)
今回の電力不足にて、度重なる停電で生産スケジュールに遅れが出たり、突然の停電で製造中の商品が廃棄になってしまったという企業様も多いのではないでしょうか。既に発電機製造元より、新品の納期は1年以上かかることもあると連絡を受けていますので、来年以降の対策は、早めにご検討をはじめられることをお勧めいたします。
また、発電機に関するご相談やお見積書のお問い合わせについては、こちらへご連絡ください。
発電機仕様については、こちらをご確認ください。
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